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愁いのある地色に敷き詰められた雪の花。 夜に降る積った雪が、夜明けとともに花開いたように咲き誇る景色です。 落ち着いた渋いお色ですが、はんなりした味わいがあります。 しっとりと女性らしい淑やかな振る舞いができそうです。 |
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涅(くり)色 茶色がかった濃い鼠色です。赤みがあるので消炭鼠よりもやわらかい感じがします。江戸小紋らしい粋なお色です。 雪輪 顕微鏡のない時代から雪の結晶は「六花(むつのはな)」と呼ばれていました。 雪輪の文様は季節を問わず、着物ばかりでなく、様々な工芸品によく用いられてています。 また、昔から雪が多く厳しい冬のあとは豊作が望めると考えられており、雪は稲作を営む人々にも好まれてきたようです。 こちらの雪輪文様は「地落ち」といって、文様の輪郭の外側を細かい点で埋める様式で、地色で染まる文様がくっきりと浮かび上がって見えます |
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