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いつでも、選んだり、オーダーしたりできる“江戸小紋”

染一会のこだわり


染一会のこだわり

染一会(そめいちえ)という屋号は、「染め」と「お客様」の一期一会の出会いをコーディネートさせて頂きたいという思いで名づけました。

 当店では、一期一会の出会いにふさわしい、職人さんの熟練した手業を駆使し、伝統的技法でつくられた江戸小紋の美しさをたっぷり味わって頂けるよう、常時45色450パターンの色柄お見本とお好きな色柄をお試しいただける「お試し染め」をご用意いたしております。




伊勢型紙手付けの江戸小紋しか取り扱っておりません


 当店の江戸小紋はすべて、「経済産業大臣指定伝統的工芸品マーク」が貼付されている、伊勢型紙を手で付けて染め上げた江戸小紋です。

 近頃では「機械染め」や「シルクスクリーン染め」などの江戸小紋が増えていますが、当店では江戸時代より脈々と続く伝統的技法を用いて、熟練した職人さんが手で型紙を生地の上に置いて付けていくという方法で制作しています。

 当店では、伊勢型紙の「彫りの技術」と、江戸小紋の「染めの技術」という、この国独自の手技をこれから先も失うことなく継承していくことで、お召し下さるお客様に本来の江戸小紋の魅力を存分に味わって頂き、こよなく愛し続けて頂きたいと願っております。

 江戸小紋の制作工程


 本サイトにて色柄をご紹介し、通常にお誂え頂いております江戸小紋は、代々続く東京の工房にて東京染め小紋の伝統工芸士の職人さんんが染めています。
 数々の賞の受賞歴もあり、とりわけ「極」と呼ばれる細かい柄や「万筋」などの手技の評価の高い職人さんです。
 ぜひ一度染め上がりをご覧になりにいらして下さいませ。


“江戸小紋は色で着る” 45色400パターンの色柄見本 

 
 江戸小紋は、単色の「地色」と、微細な柄を白く抜いた「目色」とのコラボレーションで完成します。地色が同じでも柄の大きさや細かさによって見た目の色合いは違ったものとなりますし、また同じ柄でも地色によって出来上がりの雰囲気は大きく異なったものとなります。
 その地色と目色の組み合わせが、遠めに見える一つの〝色〟をつくり上げています。
 江戸小紋の色はとても不思議で、偶発的な結果に聞こえるかもしれませんが、実は江戸時代よりつづく長い歴史とそれを継承する職人さんの経験と技術、そして美しさを求める人々の憧憬によって必然的に生み出されつづけてきたものでもあります。
 当店にの45450パターンは、その技術と美の粋を凝縮したものとなっています。

 しかし、まだまだそれで江戸小紋の〝色〟は完成しません。
 もう一つ大切な協奏者。それは身にまとうお客様です。
 江戸小紋が、無駄なく研ぎ澄まされた美しさを誇ることは言うまでもありませんが、それゆえに、着る人の人柄や雰囲気、個性ある美しさをとても良く映しだしてくれます。
 江戸小紋の「色」とは見た目のきれいさばかりでなく、人を表す美しさであるのかもしれません。 
 身にまとって頂いて初めて、江戸小紋の〝色〟は完成するのです。


自分だけの一枚お誂えしてみませんか?


 江戸小紋は無数の「色」と「柄」の組み合わせが可能な着物です。
 同じ地色(全体の色)でも白く抜かれた柄(目色といいます)の風合いによって仕上がりの色合いが随分異なります。お好きなお色でお染めしても、柄の種類や込み具合によって違うお色のように見えたりします。

 45色450種類の染め見本はお顔映りを確かめたり、仕上がりをイメージして頂けるほどのサイズでご用意しています。
 ですので、ご来店のお客様には用途やご予算に合わせて、ゆっくり合わせて頂きながら最善の一枚を見つけて頂くことができます。

 また、当店では多くの方に楽しんで頂けるようにとインターネットでもお誂えができるようにご案内しています。けれども、何しろインターネット上では、その多彩な色や柄を忠実にお伝えすることが難しいという欠点がございます。
 特にお色については忠実にお見せすることが困難です。
 ですので、インターネットでご覧頂きますお客様には、「お試し染め」をお勧めいたしたいと思います。
 仕上がりイメージを確認し、お顔に合わせてみてください。



生地について


 滋賀県長浜の“河藤ブランド”の「浜ちりめん」を使用しています。
 浜ちりめんにはさざ波のようなしわしわ(「シボ」といいます)がありますが、これは、強くヨリをかけた横糸(強燃糸)を使って布を織るためにできるもので、そのヨリが戻ろうとすることで「シボ」ができます。
 そのため、絹の光沢が増すとともに弾力性があるので、体になじみやすい布ができます。また、「シボ」があることで、色に深みが出て落ち着いた高級感のある風合いに仕上がります。
 なめらかな絹に染められた、微細な文様の繰り広げる伝統美の世界を、ぜひお手にとって味わって頂きたいと思います。



    


単衣「裏しごき染め」と、夏の江戸小紋


 
 
*単衣(ひとえ)の江戸小紋*

 
江戸小紋の染めは「しごき染め」という方法で染められています。
 しごき染めは裏まで染まることはなく、裏は生地の白色のままです。そのため、単衣(ひとえ)や盛夏の絽(ろ)などにお染めする際には「裏しごき」といって、裏もお染めすることができます。
 通常は表のお色の少し薄いお色を全体にお染めするのですが、
裏にもこだわって小紋柄を型付けすることができます

詳しくはこちらから

 *夏物の生地*

 当店の盛夏の生地は「駒絽」という絽の生地です。
 とても軽くて隙間も多く通気性が良い生地で、シャリ感があるので肌ざわりも抜群です。
詳しくはこちらから





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