幸せになれる 洒落文様
ユニークな洒落っ気たっぷりの新型文様をご紹介いたします。
江戸の頃には文様にも幸せでありますように!の願いを込めて、楽しい柄が色々生み出されていました。特に江戸小紋では、よりシンプルにモダンにデザインをされたものが多く、現代においても、クスッと笑える、そして心温まる文様たちです。
ご紹介するお色は色見本ですので、どんな色でもおあつらえ頂けます。
皆さまなら、どんな色で染めましょうか?ちょっぴり考えてみて下さいね!
うさぎ
なんたって、うさ子(^^♪
兎好きの皆さま、卯年の皆さま、ぜひ一枚お誂えを頂きたい文様です。このほどオーダー染めが可能となりました。
何しろ当店のロゴは兎!なので、店主の私は江戸小紋職人さんの叙勲記念パーティにこの「うさぎ」で参りました。本来はフォーマルな柄ではないのですが、わけあって「うさぎ」。しかし会場では業界の方々にも袖を引っ張られて可愛い兎を褒められて、うさ子はどこでも人気者です。
それもそのはず、うさぎはピョンピョンと何しろ可愛らしく、モフモフでとにかく愛らしいのに、驚くほどの跳躍力を持ち、野山を駆け回ります。なので、「飛躍」や「向上」、業績も「跳ね上がる」縁起の良いモチーフでもあり、さらには長い耳で「幸せを拾い集め」て、さらにさらに、たくさんの子供を産む兎は「子孫繁栄」温かな家族に包まれる縁起物でもあります。
前向いたり、お尻ぷっくりだったり、モホモホと右向いたり左向いたり、どっから見ても、もうどうにも、ほっとけない!「うさ子」です。
大根とおろし金
大根とおろし金の文様は、時々お問合せを頂くのですが、このほど常時ご案内できることになりました。
この大根、葉っぱまで美味しく頂けそうで、ふっくりとした素晴らしい収穫です。災いも災難も、厄だって、色んなものから守ってくれる、大根とおろし金、江戸小紋通の皆さまには、型紙があるうちに、ぜひいかがでございましょう?!
桜鯛
鯛は、お祝いごとの時に登場する、「めでたい」と「鯛(たい)」をかけた縁起物のこと。特に春の産卵期には桜のように、ほんのりピンク色に染まることで「桜鯛」と呼ばれ、春の訪れとともにやってくる鯛です。ぷっくりとした可愛らしい鯛の間に、ハート形♥の桜花びらが舞う、繊細でとても幸せいっぱいの文様です。
人生の春も花咲かせてくれそうな幸せに満ちた文様です。春を待つ皆さまにはぜひいかがでございましょう!?必ず幸せやってくる!!