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いつでも、選んだり、オーダーしたりできる“江戸小紋”

第4回 「菊」文様



日本の花、春が「桜」なら、秋は「菊」

 「菊」は日本の秋を彩る花です。
 奈良時代に日本に渡来した菊は、江戸時代には鑑賞用としての栽培がすすみ、以来、秋になると伝統的な“菊づくり”の腕を競い美しさを愛でる“菊まつり”が各地で開催されます。
 手間暇を惜しまず愛情をかける菊づくりは、「菊づくり 菊見るときは 陰の人」と詠まれ、子供を育てるも同じだとして、結婚披露宴での両親にも例えられます。
 日本人にとって菊の花は特別な思いのあるものです。

 鎌倉時代に後鳥羽院が紋章として用い、その後皇室のご紋章としても使用されるようになり、明治になってからは正式なご紋章として制定された「菊」は、日本を代表する花です。




「雪輪に菊」(商品ページはこちらクリック)

延命長寿の瑞祥花

 中国では「菊」は、「仙花」と呼ばれ「抗老」の力があると信じられてきました。
 中国の古い故事『菊水伝説』では、「麗(れき)県地方の上流には、菊の花がたくさん咲き、菊の花のしずくが落ちる谷川の水を飲むその地方の住民には、百歳を超える長寿者が多い。また、その水を飲んで長患いを治して百歳まで生きた武官がいたことから都でも菊の種をまくようになった」と記されています。
 『菊水伝説』は平安の貴族たちがこよなく愛読した書物です。
 『紫式部日記』では、菊の香りをうつした綿が届けられ、それで体を拭くと若返ると添えられていたと書かれています。

 中国では、九月九日の重陽の日に菊酒を飲むと長寿が保たれるという風習があり、それが日本にも伝来して、この日には宮廷で「菊花の宴」が催されました。
 お酒の名前に「菊」の文字がつくものが多いのも、このいわれに則ったものだと思われます



「菊唐草」(商品ページはこちらをクリック)

バリエーション豊富な文様

 江戸時代には菊の品種改良が進み、それに伴って、「菊の文様」も野菊から大輪の菊まで爆発的にバリエーションが増え、様々な意匠化がなされました。
 江戸小紋にも大変多くの文様バリエーションがあります。
 当店では20種類近いバリエーションをご用意していますので、ぜひご覧になってみて下さい。


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