第6回 「行儀(ぎょうぎ)」文様
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行儀文様は、「鮫」「通し」とならび、江戸小紋三役のうちの一つです。
江戸小紋を代表する柄であり、紋を入れることで略礼装にもなる格のある文様です。
「礼を尽くす」というステキな意味
行儀の柄は、斜め45度に小さな点々が規則正しく配列されてることから
行儀作法、「礼を尽くす」という意味を持つ文様です。
45度は大切な相手にに挨拶をする時の最も丁寧なおじぎの姿ともいわれます。
折り目正しく礼を尽くす、そんな振る舞いにふさわしい文様です。
微塵の細かさに技が光る「(極)行儀」
極行儀は、3㎝四方に900余りの点々で埋め尽くされています。
遠目には無地と見間違う微細な柄ですが、同じ「極」でも極鮫のやわらかい輝きに比べて
やはり直線的な並びの行儀の輝きには清々しさがあります。
こちらは、(極)行儀文様です。
※右下の写真は5㎝四方の柄の大きさの目安です。
(中)行儀文様になると、少し離れても行儀の柄がわかります。
ちゃんとした礼装にもふさわしい細かさです。
※右下の写真は5㎝四方の柄の大きさの目安です。
(並)行儀は、点々の間隔が広くなり、フォーマルのみならず、カジュアルな着こなしにも似合います。
※右下の写真は5㎝四方の柄の大きさの目安です。
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当店の店長がお店で時々着ている江戸小紋、「中・行儀」文様です
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