第5回 「地落ち(じおち)」の文様
![]() 『地落ち(じおち)』の型紙は、柄の輪郭線を残して、その周囲を点々で埋め尽くして彫ります。 染めた時には彫り残した輪郭線の部分に地色が入りますので、柄の輪郭が浮かび上がり、周囲の細かい点々がとても微細な美しさを放ちます。 熟練した彫り師と、染め師によってのみ完成する、繊細で高度な美しい様式です。 とても繊細な文様のため、遠目には「極」と名のつく文様と同様に、無地に見間違えますが、実はそれぞれに細かな文様が染めだされているため、大変しなやかに身に添い、江戸小紋ならではの美しい着姿が完成します。 |
【地落ち 桐の葉】 ![]() 商品ページはこちらです |
【地落ち 梅】 ![]() 商品ページはこちらです |
【地落ち 貝】 ![]() 商品ページはこちらです |
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【地落ち 松葉】 ![]() 商品ページはこちらです |
【地落ち 桜花びら】 ![]() 商品ページはこちらです |
その他の地落ち文様はこちら 地落ち 「枝桜」 地落ち 「梅」 地落ち 「菊唐草」 地落ち 「桐と菊」 |
とても気品があって、しなやかな情緒のある、地落ちの江戸小紋はいかがでしょう? 江戸小紋は技術レベルが高ければ高いほど、遠目には無地に見えます。 しかし、近くに寄ってびっくり!この細かな仕事には息をのみます。 お茶席やフォーマルなお席にも相応しい、大変美しいお着物に仕上がります。 ぜひ一度、お試し染めやご来店にて、お手元でご覧になってみてください。 |
江戸小紋の文様
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