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いつでも、選んだり、オーダーしたりできる“江戸小紋”

はじめて「江戸小紋」をあつらえる


その1.「色」の候補を決めましょう~!

 ①江戸小紋は〝色〟で着る!
  基本が「単色」の江戸小紋。
  江戸小紋の「色」は無数におつくりできます。
  お店では45色の色をご用意していますので、直接お顔うつりを見て頂けます。

       *紅・桜色系        
       *紫色系
       *藍色系         
       *緑色系
       *黄色系
       *茶色系
       *鼠色系
       *墨色系
       *ほんわか、やさしい色5色

 ②とっても気に入っていている、お探しの色がある場合
   印刷物でも布の切れ端でも、何でも構いませんので、お持ち(お送り)下さい。
   そのお色で『お試し染め』をおつくりすることができます。
   『お試し染め』をご覧になってからゆっくり考えることができますので安心です。

 ③どんな色にすれば良いのか、さっぱり見当がつかない場合
   できましたらご用意しています45色の中でお顔うつりを合わせてみて頂きたいと思います。
   鏡の前であわせてみれば、「合う」「合わない」が、かなりはっきりわかります。

 同じ色でも「柄」によって色合いが違って見えます
  
「柄」選びと並行して、最終的な「色」を決めることがお誂えの醍醐味です。

 ⑤ぜひ、お顔うつりをご確認くださることを、おすすめします

   「好きな色」でも微妙なニュアンスの違いで、似合う、似合わないがでてきます。
   「もう歳だから・・・」とか「顔色が○○だから」などなど、思い込みで決めないで下さいね。
   あわせてみたら意外な発見をなさるお客様がとてもたくさんいらっしゃいます。
   インターネットでは『お試し染め』を承っております。
   どうぞお気楽にお申し込み、ご相談ください。

その2.「柄」選びは、着用シーンを考えて決めましょう~!

 ①結婚式や式典仕様に江戸小紋で!というフォーマル派の「柄」選び
  「江戸小紋」は色々なフォーマルな席に、とてもふさわしいお着物です。
  ですが、「柄」を間違えると大変大変!
  フォーマル仕様におすすめの「柄」は『江戸小紋三役~五役』です。
  ファーマル用に!ということならば、ぜひこの中からお選び下さい。すると安心安心!です。

     *江戸小紋三役・・・「鮫」 「行儀」 「通し」
     *江戸小紋五役・・・三役+「大小あられ」「縞(玉縞、万筋、毛万筋)」

  それぞれ、粗い柄目~「極」というとても細かいものまでご用意しています。
  より細かい方が格が上がります。
  さらに「紋」を入れれば、自信の持てる礼装着となります。
  ※しかし紋を入れると食事会などに着づらいと、紋を入れない方もとても多いです。

  ☆フォーマル仕様の江戸小紋についてはこちらで詳しくご説明しています
   →https://www.someichie.jp/hpgen/HPB/entries/123.html

 ②フォーマルには着ません!というカジュアル派の柄選び
  であれば、とっても自由です。
  どうぞ楽しんでサイト内をご見学下さい。
  お店では160種類ほどの柄をご用意しています。
  ホームページにも、その多くをご紹介しております。
  ご自分にいわれのある柄、可愛い柄、かっこいい柄、色っぽい柄、どうぞゆっくり。
  ぜひ一度お店にもご覧になりにいらしてくださいませ。 

 ③あれこれ決められない派の「柄」選び
  「フォーマルにも使えた方が着用機会が増えるかな~」
  「でもあまりフォーマルだと普段に使いにくいし~

  かしこまりました。
  それでは、こんな「柄」はいかがでしょう~
 
  *「三役」「五役」でも荒い柄目のものだと、普段のお出かけにも着やすいです
    ・鮫、行儀、通し、大小あられの粗い目の柄はどうですか?
   
  *無地っぽく見えるこんな「柄」ですと、少しフォーマルなパーティなどにも使えます

                     
     フランス縞    うずまき波文     よろけ縞    立縞あられ寄    四役よろけ縞  地落ち梅の花   地落ち桜花びら

※その他にも「地落ち」と名のつく文様や、
    「竹節」 「木賊(とくさ)」などははとっても雰囲気のある細かい文様です。
    ちょっとしたパーティなどに活躍できます。

 ④着物はじめたばかり、もちろん「江戸小紋」もはじめてさんの「柄」選び
  「はじめてさん」でも、結婚式などの目的のある場合はフォーマル派の「柄」選びで!
  でも、特に予定がないならば・・・、とは言っても着物を着るようになるとフォーマルシーンには
  ぜひ着物でお出かけしたいもの!
  とはいえ、やはり普段のデートやお食事にも着たい!

 *例えばこんな柄はいかがでしょう?
  
「大小あられ」には四種類もの柄目の細かさのレベルがありますが、
「はじめてさん」には、フォーマル仕様も安心で、かつカジュアルな街着にもなりやすい「大小あられ」①②の柄目がおすすめです。

 ⑤盛夏の「絽(ろ)」の生地に染める時の「柄」選び
  盛夏の江戸小紋は、「駒絽(こまろ)」という透ける生地にお染めします。
  ですので、「極」や「地落ち」などの名のつく細かい柄は避けて頂いた方がよろしいです。

その3.「お仕立て」サイズをちゃんと決めましょう~!

 ①自分サイズのない、着物はじめてさんの「お仕立て」サイズ
  「Myサイズ」の着物こそが、美しい着姿の基本です。
  お下がりやアンティークですと、ぴったりサイズは難しいですね。
  着くずれを防ぐには、まず「Myサイズ」で仕立てることが一番です。
  当店では、サイズをお計りして、ぴったりサイズのお仕立てをさせて頂きます。
  また、「Myサイズ票」もお渡ししていますので、よそのお店での襦袢やコートの仕立てにも
  「Myサイズ票」を提示されると、ぴったり安心のお仕立てが完成します。

 ②「買った時には呉服屋さんでその都度採寸してもらってます」は、危険です
  計る人や店によって、裄丈がわずかに違ったり、割り出し計算が少し違ったりします。
  長襦袢、コート、着物のサイズが合わないと、袖口から出てしまったり不愉快ですよね!
  基準となる、心地よく着られるサイズを一つ決められることが必要です。
  すでに仕立てた経験があり、サイズをお持ちの方は必ずご提示くださいね。
  お持ちでない場合は、一番気持ち良く着られるサイズの着物をお持ち下さい。
  それにあわせてサイズをお計りします。

 ③今のMyサイズに不都合がある時には、ご遠慮なくちゃんと言って下さいね
  前に仕立てた時に見幅がちょっと狭かった、裄が足りなかったなど、サイズ票をお持ちでも、
  そのような不都合がありましたら、必ずおっしゃってください。

 心地よいMyサイズを目指しましょう~
  着付けの癖や、体系の特徴などにより、標準的な割り出しだけではぴったりしない場合も
  あります。色々ご相談ください。
  お手持ちの着物のサイズ直しもうけたまわっております。
  微調整をしながら、心地よい「Myサイズ票」をつくりましょう~!

ハレの日の江戸小紋



 お子様の「卒入学式」に
 ご友人、同僚、ご親戚などのご結婚式に
 お子様の「七五三」のお参りに
 お仕事関係や学校関係、お仲間などのお祝い会に
 初釜などの季節のお茶席に
 お子様のご結婚を控えてご両家のお顔あわせの食事会に

 そんなちょっとしたフォーマルなお席にご出席ご参加なさることをきっかけに江戸小紋をお誂えくださるお客様が大変多くいらっしゃいます。

 江戸小紋はフォーマルなお席にお召し頂けるお着物であるばかりでなく、お着物好きの皆さまには帯を替えてカジュアルダウンができることから、大変に重宝なお着物としてご愛用頂いております。だから今度の機会をきっかけに、江戸小紋を誂えましょう!そんなお客様がとても多いのです。

 このコーナーでは、フォーマル仕様の江戸小紋のお誂えについて、お話させて頂きます。

【フォーマル仕様に向く文様とは】

●三役(鮫・行儀・通し)五役(三役+大小あられ・万筋)は定番!
 江戸小紋をフォーマル仕様であつらえる場合、最も定番な文様です。特に紋入れをご検討の場合は、三役五役の江戸小紋がおすすめです。

文様
フォーマル仕様の江戸小紋の定番中の定番とも言える鮫ですが、だからこそ色にこだわって「おあつらえ」をされることをおすすめします。似合う色、お好みの色で染めた美しい鮫文様の江戸小紋は、人生の節目節目の末永くご愛用頂けます。
※詳細は→https://www.someichie.jp/hpgen/HPB/entries/86.html

行儀文様
柔らかい印象が魅力の「鮫」に比べて、毅然とした柄の整列が魅力の「行儀」は、少し個性的な装いを好まれる方におすすめです。濃い色でカッコよい着こなしに、淡い色でほんのりとした清楚な装いに、フォーマルシーンでのキチンと感が大変に清々しい文様です。
※詳細は→https://www.someichie.jp/hpgen/HPB/entries/91.html

通し文様
通し文様は生地の折り目と柄がぶつかって染上がりにモアレが生じることから、淡い色でのオーダーが多いのですが、モアレが気にならないという方には墨色などで毅然とした印象を染めることもできます。爽やかな印象をつくることのできる「角通し」文様が特に人気です。
※詳細は→https://www.someichie.jp/SHOP/g24728/list.html

大小あられ文様
フォーマル仕様ばかりでなく、お食事会やお友達とのお出かけなどにも幅広く使いたい!という方に人気の文様です。極という細かい柄はよりフォーマルに、柄が大きくなるほどカジュアルダウンしやすく、染める色で様々な印象をつくることのできる柔軟性も魅力です。
※詳細は→https://www.someichie.jp/hpgen/HPB/entries/84.html

万筋文様
江戸小紋五役の中では大変に着まわしが良く、「あこがれの万筋」とも言われるほどカッコよくて情緒たっぷりの文様です。型紙も染めも大変に高度で希少な技術が必要なことから、さすがに着姿の美しさには定評があります。(通常のオーダー染1ヶ月のところ万筋は2ヶ月を頂戴しています)
※詳細は→https://www.someichie.jp/hpgen/HPB/entries/87.html


●裃小紋は細かい文様がおすすめ!

 「裃小紋」とは、江戸時代の武士の裃に染められていた文様です。特に力のある藩は「定め柄」を用いていました。正式な場所で身につけた裃だけに、江戸小紋でもフォーマルなお席でのご着用が可能です。紋を入れることもできます。

お召十
徳川家の定め柄として有名な「お召十」ですが、お星様のようにキラキラとした形の可愛らしさと、整然と並ぶ清々しさが人気の文様です。十字の形が潰れないようにするため型紙を彫ることも染めることも高度な技術が必要とされます。濃い地色で染めると一層その美しさが際立ちます。
※詳細は→https://www.someichie.jp/SHOP/order1805.html

菊菱
加賀前田藩の定め柄として有名な「菊菱」は、菱型に型どった菊の花がとても繊細で可愛らしくて人気の文様です。菊菱には大きな文様もありますがフォーマル仕様には「極」型の菊菱がおすすめです。はんなりとした風情にも良く似合い、毅然とした清々しさも魅力です。
※詳細は→https://www.someichie.jp/SHOP/order4304.html

胡麻
佐賀鍋島藩の定め柄として有名な「胡麻」文様は、胡麻の実の断面を模した文様です。胡麻の実の断面を文様にするという素朴でありながらセンスの良い文様です。可愛らしさと繊細さを併せ持つ文様として多くの江戸小紋ファンに愛されています。
※詳細は→https://www.someichie.jp/SHOP/OR12056.html


●個性的に、思い入れのあるこんな文様も人気です!

 紋付にこだわらずに幅広く着用したい、けれども卒入学式やお茶会、カジュアルなウェディングにも着用できたら良いのだけれど・・・そんなご要望にはこちらの文様もおすすめです。フォーマルな帯をあわせてコーディネートしてください。

「フランス縞」
流れるような曲線の美しさが魅力の文様です。フォーマル仕様に三役五役そして裃小紋以外では「フランス縞」が最も人気のある文様でもあります。普段のお食事会などにも着用しやすくて程よいカジュアル感も魅力ですが、フォーマル仕様には帯で格をあげてコーディネートしてください。
※詳細は→https://www.someichie.jp/SHOP/order1609.html

「小桜」
入学式にも人気の文様です。ハレの日に日本の花、「さくら咲く」江戸小紋でご出席なさるのも素敵です。桜色や銀鼠、白鼠色など、春のやわらかな日差しの中に映えるお色がおすすめです。もちろん春ばかりでなくお祝いのお席などにもご着用頂けます。小紋として普段使いもしやすい可愛らしい文様です。
※詳細は→https://www.someichie.jp/SHOP/order26003.html

「地落ち文様
地落ちの型紙は柄の輪郭線だけを彫り残し周囲を点々で埋め尽くして彫ります。極型と同じ大変に繊細で美しい染上がりが魅力の江戸小紋です。「梅」や「桐」、「桜」や「松」、「菊」などの文様はハレのお席やお茶席にもふさわしい文様です。
※詳細は→https://www.someichie.jp/hpgen/HPB/entries/90.html



【紋入れについて】

 

 江戸小紋の紋付きの大半は、縫いの一つ紋です。
 古くは正式な紋としては「染め抜き紋」が一般的でしたが、現在では縫い紋が主流となっています。
 

 「染め抜き」の場合は、江戸小紋の柄を染める前に紋の場所に紋糊でのり伏せをしてから、江戸小紋を染めて、その後に紋を入れます。正式なフォーマルにしたいというご希望の場合は染め抜きの紋入れも承っております。染め抜きの紋入れも、江戸小紋では通常一つ紋です。

 「縫い紋」には縫い方の種類と縫い糸の色のご指定を頂きます。
 下の写真左から「芥子縫い」「まつい縫い」「陰スガ縫い」「日向スガ縫い」です。
 糸の色は、濃い色のお着物には「共薄」、薄い色のお着物には「共濃い」がよろしいかと思います。

 
 どうぞご相談くださいませ。

   


【納期について】

 ご計画をなさる時に大変に重要なことが「納期」の問題でございます。

 ①+②+③がご注文~お納めまでの納期となります。
 どうぞ余裕を持ってご計画下さいますように、何卒よろしくお願いいたします。

 
①着物を染める
 当店にはすでに染め上がっている江戸小紋も何点かございます。その場合は②以降の納期でお納めができます。しかし、せっかくの機会だからご自分に似合う色柄を選んで「おあつらえ」をなさりたい。という方が大変に多くご来店頂いております。

 するとまず、お着物をお染めするために、約1ヶ月~1ヶ月半(万筋は約2ヶ月)を頂戴しております。

 また、着物を染めてしまう前に、色柄の「お試し染め」をなさりたい場合は、さらに2週間を頂戴いたします。
 ※お試し染めのご案内はこちら→https://www.someichie.jp/hpgen/HPB/entries/18.html

②お仕立て
 お仕立てには、約3週間~1ヶ月を頂戴いたします。

③紋入れ
 ・縫い紋、約3週間
 ・染め抜き紋 約5週間



詳細はぜひご相談くださいませ。
お店では多数の色柄見本をご用意しておりますので、
お顔映りやコーディネートを確かめながらご検討頂くことが可能です。
ご来店を楽しみにお待ち申し上げております。

染一会
03-6410-8552
メールでのお問合わせはこちらから

お店の場所や定休日、営業時間→https://www.someichie.jp/hpgen/HPB/entries/50.html
 



雑誌「七緒」掲載~江戸小紋見極め講座



着物からはじまる暮らし「雑誌『七緒』2012.12発売号」 P66-73

江戸小紋見極め講座

心晴ればれ江戸小紋 いざという時も大満足のおあつらえ!ということで
雑誌記事内にて、
「柄選び」「色選び」「八掛け・紋」様々な疑問に丁寧にお応えしています。
ぜひご参照になさって下さいませ。



取材を通して、イラストレータの平尾香さんのおあつらえをさせて頂きました!!



お手持ちの帯にあわせて、ライフスタイルや着用シーンを考えて、
色々とご相談した結果、平尾様のおあつらえは・・・

浅葱色(あさぎいろ)のフランス縞文様 江戸小紋に決定しました!!



フランス縞は、
ゆるやかな曲線の束がところどころで交差しながら、どこまでも続く
女らしくてやさしい上品な文様です。
カジュアル使いからフォーマルな場面まで、幅広くお使い頂けます。

詳しい「フランス縞」の説明は→https://www.someichie.jp/hpgen/HPB/entries/101.html


当店でも人気の文様の一つです。
今までにもこんなおあつらえをさせて頂いております。

さくら色でおあつらえ
ご着用写真→http://someichie.exblog.jp/13756949/


縹色(はなだいろ)でおあつらえ
ご着用写真→https://someichie.exblog.jp/10652301/


レモン色でおあつらえ
ご着用写真→https://someichie.exblog.jp/12019939/


水浅葱色でおあつらえ
ご着用写真→https://someichie.exblog.jp/12399801/


フランス縞は柔らかい文様ですので、
淡いきれいな色でご希望を多く承ってまいりました。

でも、もしかして墨色などで染めてみるとどうなるの・・・^^?
そんな試し染めをしてみたことがありました。
いかがでしょうか?


色が変わると随分と雰囲気も異なります。
店内には豊富に色柄見本を揃えております。
どうぞぜひお出かけ下さいませ。

「お試し染め」ご希望の方はこちらでご案内しております
https://www.someichie.jp/hpgen/HPB/entries/18.html

「美しいキモノ2010春」雑誌掲載の江戸小紋





『美しいキモノ』という老舗の着物雑誌、2010年春号の特集
“気軽に楽しむお誂え~「お誂えが得意のひいきにしたい呉服店”で
当店が紹介されました!

そのページに掲載されている反物や着物をご紹介いたします。


①忘れな草色の「行儀文様」

 美しい空の色、とっても爽やかできれいです。
 ホームページ内でもご紹介していますので、こちらをクリックしてご覧くださいませ!

②朱華
(はねず)色の「大小あられ文様」

 大人の女性に美しい朱華色です。
 ホームページ内でもご紹介していますので、こちらをクリックしてご覧くださいませ!


当店では、「2色染め」や「両面染め」、「紬に染める江戸小紋」もお誂え承っております!

どうぞお気軽にご相談くださいませ!!



③2色染めで楽しむ江戸小紋  
「玉糸紬」の生地に「竹節文様」を!

 

 「竹節」
の主張のある柄が、ところどころ節のある紬の生地の上に載っかって、なんとも奥行きのある染めあがりになりました。
 この染めは、「目返(めがえし)」と言って、普通は白く抜いた柄の部分(=目色)が白色なのが本来の江戸小紋ですが、その本来の白い部分にベージュ色を入れて染めました。なので、ますます紬の生地になじむ風合いのある染めになりました。
 地色は濃いグレーなので、ベージュ×チャコールグレーの組み合わせ。遠くからみると、なんとなく茶味のあるやわらかい風合いになります。八掛選びが楽しみです。

 生地は「玉糸」と言います。
 2匹以上の蚕がつくった一つの繭(玉繭といいます)から取った節のある糸ですが、大小の節のあるところと、生糸のように美しい光沢のあるところが混在して、深い味わいのある生地です。
 この節があることで、型紙で糊を置くのは大変なのです。
 熟練の職人さんならではの出来栄えです!



 この着物は、すでに仕立て上がっておりまして、実は当店の店主が着ていたものを編集部の方にお気に召して頂き、撮影にのぞんだというものなのです!

 この着物と色違い、しっとりとした明るい色の反物が染め上がりました。
 こちらからどうぞ!(クリック)
 
 ※写真と同じ色柄のお誂え染めも承っております。お気軽にご相談下さいませ。

 






お誂え前の『お試し染め』 こんなふうにご利用頂くと便利です



当店の江戸小紋は、(一部を除いて)「色×柄」をお選び頂いてから、お染めしています。

ですので、一反を染めてしまう前に、
ご要望に応じて『お試し染め』をさせて頂いております。

『お試し染め』は、
ご希望の「色×柄」を、約30㎝ほどの長さの生地にお染めして
染め上がりをご確認を頂くものです。




~インターネットをご利用のお客様の『お試し染め』~*




 ホームページでは、たくさんの「色×柄」を閲覧できるようにしております。

 しかしながら、本当はどういう色なのか?
画面上ではお客様のパソコンの機種、またライトの環境などにより、かなりの相違が生じます。
 また、柄の大きさについても、イメージができにくいとのご指摘もございます。

ですので!「お店まで行くことができない、でも見たい~」というお客様のために

 
『お試し染めをご用意しております。

お申込みの前に、まずはぜひ、メールやお電話にてご相談下さいませ。

   

例えばこんなこと・・・

①お好きな「色×柄」を選ぶって、「まず、それが難しいのです!」


 たくさんありすぎて…好きな色はこれかもしれない、でもこの年齢では派手かな?地味かな?
それに・・・こんな柄はこんな場所で着ても良いのかな・・・あ~ぁ、迷って迷って決められない~!
 良くわかります!^^v
 その場合は、まず「店長メール」またはお電話などにてご相談ください。
 ご一緒にあれこれ検討して、有効な「お試し染め」をご提案いたします^^
 どうぞご遠慮なくお申し付けくださいませ。

②本当は欲しい色は頭の中にあるけど、この画像ではわかりません!という場合
 はい、ごもっともです!
 お客様の「頭の中の色」をおつくりします。
 その頭の中のイメージを、当店にも共有させてくださいませ。

 たとえば、身近なものの中にその「色」はありませんか?
 布でも印刷物でもかまいません。ありましたら、それをお送りください!

 「そんなのないから困っているのです!」という場合は、
まず「店長メール」またはお電話などにてご相談ください。
 一緒にその「色」をお探しします!

③欲しい柄がホームページにない!という場合
 はい、柄のお問い合わせも良く頂いております。
 ホームページにご紹介しているもの以外の柄もございます。
 まずは一度、「店長メール」またはお電話などにてお問い合わせください。

 ご要望の柄をご用意できない場合もありますが、類似の柄などのご提案も致しておりますので、
どうぞお気軽にお問い合わせください。



 メールでのご相談・お問い合わせは、こちら

 できる限り早くご返信申し上げます。(遅くとも2営業日以内)

お電話でのご相談・お問い合わせは、こちら→ 03-6410-8552

営業時間/11:00~19:00(火・水18:00) 定休日/毎週日曜日・月曜日
4/8から当面の間、火曜日・金曜日11:00~15:00にお願いします

営業時間内では、長くお話しできないことがございます。
その場合は、営業時間外でも、お客様のご都合にあわせて折り返しお電話させて頂きます。
まずは上記営業時間内に、お電話下さいませ!



『お試し染め』「お申込み方法」、その後の「おあつらえ方法」については、
こちらをクリック





 
*~ご来店のお客様の『お試し染め』~*


 お店には、常時70色の色見本に、1色につき5~10種類のおすすめの柄を染めた色柄見本をご用意しています。
 (70色×約5~10種類=約500パターンをご用意しています)

 しかし!「いやいや、この柄は気に入っているけど、色がねぇ~」という場合

『お試し染め』をさせて頂きます。

 色については、色柄見本とは別に、色だけの見本帳がございますので、その中からお選び頂いてもOKですし、「このスカーフの色」「この洋服の色」などなど、ご希望の色をご持参頂いてもOKです。(できれば、しばらくお預かりできるものをお持ちください)

 「やっぱり、どんな感じになるのか確認してからでないと一反注文してしまうのが怖いワ!」というお客様、たくさんいらっしゃいます。
 どうぞお気軽にお申し付けくださいませ。

※ご来店のお客様には、実際にご覧になり、お顔うつりを確かめて頂くことができます。
 ですので、店内の色柄見本でご用意しております「色×柄」についての「お試し染め」は、ご遠慮下さいますようお願いいたします。

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